カナダの留学制度

カナダの教育システム

日本とは異なり、カナダは国内で教育システムが統一されていません。それぞれの州が独自のシステムを確立しているため、州によって違いがあります。これによりカリキュラムにも違いがありますが、一般的には、主に小学校、中等教育、中等後の教育と三つの教育機関に分かれています。

小学校は5歳前後から始まり、1年生から6年生まで続きます。中等教育は高校の要素もあり、いくつかの州では中学校と高校に分かれているところもあります。中等教育は12歳前後から始まり9年生から12年生まで続きます。中等後の教育は18歳以降で大学や大学院などが含まれます。ケベック州では中等教育が他の州より一年早く終わり、大学進学のための予備機関であるCEGEP(セゼップ)へ2年間通います。中等後の教育機関である大学では学士、修士、博士を授与する権限があり、単科大学では卒業証書と証明書を授与する権限があります。

カナダの全ての州で小学校、中等教育の学費は無料です。州によって違いはありますが、15歳から18歳までの間が義務教育です。ほとんどの小学校と中等教育は公立で、非信仰の学校は政府のサポートを受けています。私立の学校や宗教学校もあり、それらの学校では、親が学費の全てあるいはほとんどを支払い運営している学校もあります。しかし、私立に通う生徒の数は少ないと言えるでしょう。

カナダでの授業期間は九月の初旬から六月までとなり、夏休みは一般的に2ヶ月間です。主な祝日はクリスマスとイースターで、生徒は月曜日から金曜日まで週5日、年間190日学校に通います(日本は年間240日)。また日本とは違い、小学校と中等教育において教科書を買う必要がなく、学校から無料で貸し出しされています。また小学校と中等教育は英語とフランス語の両方で提供されています。

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