生徒の声-日中の子供たちを交流させたいです

生徒さんの声 2008年9月
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日中の子供たちを交流させたいという夢をきっかけに中国語を習い始め、中国人との交流を通して、言葉だけでなく文化や考え方など多くの刺激を受けられています。

----- アーキ・ヴォイスに来る前から中国語を勉強されていたのですか?

「全くしていませんでした。どんな所かなと思って話を聞きに来たのですが、気づいたらはじめることになっていました(笑)。もちろん、習いたいなという気持ちがあったからなのですが。」

----- 実際習ってみてどうですか?

「周りの人によく中国語は難しそう・・とか言われるんですけど、私はそうでもないですね。音楽を楽しむみたいな感覚で勉強してますよ。語学=文法=難しいというイメージがありますが、そういう面よりは中国語のリズムを楽しんでるので、つらいとかしんどいとか、そういうのはないですね。」

写真「中国語を習うことで、言葉だけでなく文化も知ることができました。本には載っていない生の中国人の声が聞けるし、中国人から見た中国というのも知ることができて面白いです。」

----- 弁論大会にも参加されたんですよね?

「習い始めて半年くらいの時に先生に『こういうのがあるよ』と勧められて。それが大会の1ヶ月前だったんです。追加レッスンしながら一生懸命準備しました。(そして見事、賞を受賞されました!)」

「弁論大会で中国語を勉強している友達がたくさんできました。また、日頃から『中国語』を意識するようになりました。すると、ひょんなことから知り合いになった人が以前中国に留学していたこともあって、今、日本に住んでいる友達の中国人を紹介してもらったりと、中国語を通して輪が広がりましたね。中国語を習わなかったらなかった出会いですね。」

----- そういった交流を通して、なにか変化はありましたか?

「ある中国人がこう考えると言ったら、中国人は(みんな)そう考えるものだと思いがちだと思うのですが、それはあくまでその人の意見でしかないと考えるようになりましたね。みんながそれぞれ自分の考えを持っていて、誰かの意見を聞いたとしてもその意見=中国ではないですよね。中国人と接していてそういうことを改めて認識しました。」

「あと、日本人に比べて中国人は自分の考えを率直に言うので遠慮なく話せる点がいいですね。女性同士で話していても、意見のぶつけ合いというか、考えが違ってもズバっと話せるところは魅力的です。」

写真----- 面白い交流話なんかがあれば教えてください。

「上海の友達の家に行ったんですが、そのお家がチャイナドリームを実現した方の家だったんですよ。しかも肝心の友達はシンガポールに行ってしまって、カタコトでも話せるのは私ひとりでした。(他に2名の日本人の友達も一緒でしたが)私は、中国語を始めて3ヶ月くらいの時だったので一生懸命話したり、書いたり、ジェスチャーで頑張りました。私が来るということでパーティーのようなものを開いてくれて、親戚の方とかたくさんの人が集まってもらったのにはびっくりしました。」

「食卓は本当ににぎやかで、みんな好き勝手にしゃべっていて。でも日本から人が来るからと大勢呼んでいただいたり、食事中、しょっちゅうみんなで乾杯したり、みんなでタバコを吸ったりするのを経験して、日本よりもずっと調和の精神があると思いましたね。みんなで同じ時間を共有しているという感じでした。」

「言葉を学ぶって文化を知ることとセットだと思います。文法だけ頑張るとしんどくなるし、単語を覚えないといけないみたいに、○○しないといけないと考えるとつらくなると思うんです。文化も含めて楽しく学ぶことで、吸収もよくなると思いますし、新しい発見があったりし、将来こうしたいとか広がりもあると思うんです。」

----- 最後に、夢である日中の子供の交流について教えてください。

「同じアジア人から受ける影響ってすごいと思うんですよ。小さいうちにそういう刺激を受ける機会を子供たちに与えたいなと思ったんです。中国ってめちゃくちゃ頑張ってる人がいて、私はそういう人たちをみて、自分では頑張ってるつもりだけどまだまだだと思わされることがあるんです。子供たちが同世代のアジア人と接することでそういう刺激を受けて欲しいです。」

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