中国留学情報
中国留学 フローチャート
中国留学の主な手続きをフローチャートにしました。中国へ留学を考えている方は、参考にしてください。各項目をクリックすると、詳しい説明へジャンプします。
1ヶ月~6ヶ月での短期中国留学 ~ 9月入学の場合 ~
1. 最新情報を集める : 5月まで
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2. 大学に資料を請求 : 5下旬-6月
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3. 資料(募集要項)が大学から届く : 6-7月
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4. 申請表を作成し必要書類と一緒に大学に送付する : 7月
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5. 入学許可書類が大学から届く : 7月下旬-8月
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6.最寄りの大使館領事部・領事館でビザを取得 : 8月
↓
7. 中国へ渡航 : 9月初旬
6ヶ月以上の長期中国留学
1.最新情報を集める
(9月入学)1月まで (4月入学)9月まで
↓
2.大学に資料を請求
(9月入学)2-3月 (4月入学)9月中-10月
↓
3. 資料(募集要項)が大学から届く
(9月入学)3-4月 (4月入学)10月
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4. 国公立の病院で健康診断を受ける(大学が求める場合)
(9月入学)4月1日から (4月入学)10月1日から
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5. 申請表を作成し必要書類と一緒に大学に送付する
(9月入学)4月初旬-6月 (4月入学)11月-12月
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6. 入学許可書類が大学から届く
(9月入学)6月-7月 (4月入学)1月
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7. 最寄りの大使館領事部・領事館でビザを取得
(9月入学)7月-8月 (4月入学)1月-2月
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8. 中国へ渡航
(9月入学)9月初旬 (4月入学)2月下旬
■ 最新情報を集める
○ インターネット
Yahoo!や Googleなどで「中国留学 大学情報」をキーワードに検索してみると、中国留学に関連した様々な情報が出てきます。掲載されている内容は、大学の大まかな内容にすぎないことがほとんどですが、写真などを見ることによって大学のイメージを具体化してみましょう。
○ 大学へ問い合わせる
インターネットに掲載されている情報で、留学生総数や費用のことについては、一通り把握できますが、やはり、授業や留学生宿舎の具体的な状況については、把握しにくいと思います。その場合は、頑張って、大学に問い合わせて聞いてみると良いでしょう。
(大学への連絡方法)
・電話 ・FAX
・手紙 ・E-Mail
※ただし、中国の留学生事務所に、日本語のできるスタッフは極めて少ないので、必然的に、中国語か英語でやりとりをすることが多くなります。中国語に自信のない人は、周りで中国語の分かる人に頼んで、代わりに問い合わせてもらうのが良いです。
○ 留学経験者に話を聞く
具体的なナマの情報を得るには、やはり留学経験者の話を聞くのが一番良い手段です。周りの身近な人たちの中で、中国留学経験者がいれば、その人達の話は、大変参考になると思います。
■ 大学に資料を請求
資料を請求すると、募集要項、大学案内のカタログ、申請表などが送られてきます。また卒業、成績証明書など必要な書類は、この段階で事前に準備しておきましょう。
資料が届くのは、請求してから早いところで2週間、遅いところで1ヶ月以上経ってからです。日本と違って中国では、資料請求したからといって、必ずすぐに送られてくるとは限りません。大学によっては資料を送ってこないところもあります。そうした場合は、中国語で志望動機をきちっと書いた手紙を送り催促をするか、その大学を選択しから外すか、選択が必要です。
■ 資料(募集要項)が大学から届く
○ 資料の種類
1. 募集要項 : 留学生数の多い大学は、日本語で書かれたパンフレットを用意しています。
2. 入学申請書 : 全ての記入事項は、なるべく中国語(簡体字)で書きましょう。
3. 健康診断書
■ 国公立の病院へ行き、健康診断を受ける(大学が求める場合)
ほとんどの大学では、入学申請時に健康診断書を送付することを求めてはいません。が、中には送付を必要としている大学もあります。希望の大学が診断書の送付を求めている場合は、すぐに診断を受けに行き、その結果を申請書と一緒に送付しましょう。
○ 注意点
大学によっては、日本の私立病院での診断可としているところもありますが、たとえ中国の大学がそれを認めていても、日本の大使館領事部および領事館では、私立病院での診断結果は一切認められていません。このように、大学と日本領事館との間にズレが生じることがありますが、例え大学が私立病院を可としていても、診断は必ず国公立で受けましょう。
○ 有効期限
健康診断は、新学期の始まる日から逆算して6ヶ月目の日以降(例:9月1日始業の場合、4月1日以降)に検査した健康診断書を有効としています。遅くとも、新学期が始まる2ヶ月前には診断を済ませておいたほうが良いでしょう。
○ 有効医療機関
- 提出する健康診断書は、国公立病院などの公的医療機関で検査したのもに限るとされています。検査は保険対象外なので、料金は2万~4万円ぐらいかかります。
- 国公立病院以外に、保健所に行って検査を受ければ安価な料金(1万円以内)で済みますが、保健所で検査された診断書を認めない領事館もあるので、事前に十分問い合わせた上で検査に行きましょう。
- たとえ国公立病院であっても、中国が求める検査項目ができないところや、健康診断を行っていないところもあるので、事前に十分問い合わせることが必要です。
■ 申請表に必要事項を記入し、必要書類と一緒に大学に送付する
○ 主な必要書類
- 最終学歴の卒業証明書
- 最終学歴の成績証明書
- 健康診断検査結果のコピー
- パスポートのコピー
- HSK証書のコピー(もしあれば)
それから、申込金を求める大学には送金しておきましょう。
■ 入学許可書類が大学から届く
書類が届いたら、すぐに健康診断へ!診断を済ませたらビザ取得の手続きを。9月入学の場合は8月初旬、4月入学の場合は1月末になっても書類(特に入学許可書)が届かない場合は、メール・FAX・国際電話で催促。
○ 送られてくる主な書類
- 外国留学人員来華 証申請表(JW202表)
- 録取通知書
- 入学通知書
- 入学邀请信
※ 上記の書類は、ビザを取得するためには不可欠なものなので、絶対に失くしたり破いたりしないこと。それから、健康診断を遅くともこの頃までには終わらせましょう。
■ 最寄りの大使館領事部・領事館でビザを取得
自分の住んでいる場所から一番近いところに行けばOK。近くに限らずどこの大使館領事部、領事館に行っても大丈夫です。航空券を購入して、海外保険にも加入しておきましょう。
○ ビザの種類
- Lビザ → 一ヶ月間の観光ビザ
- Fビザ → 半年以内の留学
- Xビザ → 半年以上の長期留学
- Zビザ → 駐在員などの就労ビザ
※Zビザ以外は、基本的に中国滞在中の就労は違法とされていますので、ご注意を。
■ 中国へ渡航
ビザを取得し、チケットを購入したら、あとは中国へ行くだけ。大学の入学許可書あるいは募集要項に渡航期間が書かれているので、その日に合わせて着くようにすればOK。
もし指定日に間に合わない場合は、大学側に必ず通知しましょう。しかし、到着が指定日より遅れても、一週間くらいであれば特に問題なかったりしますが。ただ大幅に遅れると、渡航後のあらゆる手続きをすべて自分で行わなければならないことが多いので、なるべく大学指定期間内に到着するようにしたほうがよいです。
それでは、がんばって!